あえて確認する

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今日は時間が出来たのでカメラを持ってアメ横に繰り出し、通りの街並みをスナップ撮影してきました。「変わらないなあ」と思うのは、やはり自分の「目が行くポイント」で、ここは一緒なのですが実際に写真に収めてみると、そのアウトプットは大きな変容を遂げていることが自分でも良く分かりました。今日はそんな話をしようと思います。

これはマーケティング領域で(あるいはマーケティングコンサルタントをしていて)も良くある事なのですが、「同じようなこと」を繰り返していると、多くの事は「常態化」し、マンネリ化していく事が多いものですが、実際それを「まあ、それでもシッカリやってみよう」と繰り返すと、その練度は、明らかに向上しているものです。

下記の2つは、まさに同じ場所で同じ被写体を捉えた写真(本日と1カ月目の写真)ですが、時刻もほとんど変わらない状況で撮影したこれら2枚は明らかに構図への意識が「変わった」と言えることでしょう(明るい雰囲気で外観も見える写真が最新のものです)。

好みはあるのでしょうが、個人的には大きな成長を感じた2枚の比較。暗い方が1カ月目の写真。

「写真」の面白いところは、アウトプットが明確に残るがゆえに「成長もまたハッキリと見て取れる」事だと思います。人間、毎日同じような行動をしていると特に「マンネリ化している」と考えがちですが、あらためてシッカリと確認をしてみると、特に時間の経過が大きければ大きいほど、成長は案外と見て取れるものです。

一方、写真のようにアウトプットが「わかりやすい」ものもあれば、マーケティング戦略構築のロジック生成など「一見して分かりにくい」ものもある事は事実ですが、基本的にこういったものに対して「鍛錬」は裏切る事がありません。これはお客様を見ていても日々思う事ですし、マーケティングコンサルタントを行っている「自分自身」を例に挙げたとしても同じことが言えます。

たとえば、弊社が商標を持っている「受注プロセス戦略」にしても、「マーケティングと言うのは売上寄与のためにある」という言葉を追求した結果、「ならば抑えるべきはリード数でもアポ数でも、商談数でもなくて受注でないとおかしい」という本質に、この国の誰よりも早く到達し、これを体系化したからこそ「商標」を抑えるに至った訳です。そして、その成果は、数々の実績によって既に証明されています。

自分にとって「もうやったこと」を「それでもあえて確認をする」と言うのは一見して無駄も多そうで、多くの人は軽視しがちなことですが、そこをあえて愚直に「取り直す(本件は正に撮りなおすでしたが)」事は、自らの成長を実感するのにこれ以上ない材料です。また、一見して「もうこれはやり切ったこと」という「分かったつもりの思い込み」を排除し、初心に帰る意味でもこのアプローチは非常に有効な手段と言えます。

本質は一緒でもその中の変化を捉える。時間の経過とは常に、世の中の様相、自分の在りようを変えていきます。その事に敏感になり、実直に鍛錬を続けることは、自分を知る意味でも大きな手掛かりになることでしょう。私はこの2枚の写真で、それを証明しているつもりですし、今後も研鑽を怠らないつもりです。

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