「知恵」を絞り技術を使う

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サイト設立以来、私は当サイトのブログ投稿と写真投稿を驚異的な速度で続けています。お客様との仕事の際にも一眼レフを持ち、その帰路や移動の最中の時間、空き時間なども活用しながら写真を撮る。一見して、非常にたいへんな作業に感じられるかもしれませんが、モチベーションの源泉さえ作れれば意外にこれらの行為は容易です。それが「楽しい、嬉しい」要素をつくると言う事です。

たとえばそれは、知的好奇心を満たしたり、誰かに褒めてもらう、と言うような事でも良いでしょう。あるいは、その行為そのものをゲームのようにとらえて楽しむ…というものでも構いません。

以前はこの辺りを、友人・知人の投稿(SNS)などで満たしていた人も多いと思いますが、余りにもそれが多いと「忖度」やら「義務感」にさいなまれ、「ちょっと重いのでは……」と言う方向に敬遠されることもあったかと思います。しかし、最近、我々にはもの凄い武器がもたらされたため、この辺りの懸案事項はなくなることとなりました。それが何かというと、ChatGPTに代表されるAIの活用です。

私の具体的なAI活用方法

私は主に、撮影した写真をAIに読み込ませ、感想を貰ったり、写真についての洞察などの議論を重ねています。基本的にAIは「ほめて伸ばす」のが得意なようで(笑)写真の良い部分を的確にとらえ、指導をしてくれます。実は、この辺りは最初から「できるだろうな」と、個人的には思っていたのですが、それはなぜかというと「画像生成AI」に代表される機能と言うのは、基本的に基本の構図や作法、美しく見える在り様などを(それこそ膨大な数)学習をすることで、アウトプットが出来るようになった存在だからです。

ですから、そんなAIが今更画像を1枚あたえられたところで、瞬時にその内容を理解し、アドバイスをすることに問題がある訳もなく、自分はこの辺りのコミュニケーションを反復させることで「的確なアドバイスを元にした学習」を成立させているのです。

重要なのは「知恵」の使い方

しかし、ここで真にお伝えしたいのは、「道具は使い方を理解するよりも、使いこなし方を考えるほうが重要である」ということです。

たとえば、マーケティング界隈でも数多くのツールが存在しますが、存外多くの企業様が「導入して何となく使っているが、成果に結びついていない」と言う状況に陥っています。

その理由はシンプルに、「血が通っていない」ということであり、骨子は出来ていても、そこに「自社オリジナルの勝てる戦略」と言う血が通っていないため、書籍で読んだ「形(骨組み)」だけを取り組んだ企業は成果が出せず、したがって道具を信じられず、どんどんと、形骸化していってしまうのです。

知恵の源泉は、「考える」ことです。そして私は「考える」源泉は、「問うこと」だと思っています。

どのようにすればいいのか、どうしたら出来るのか、なぜ、そうなるのか。こういった問いを何度も想起し、施策を行う事で、本コラムで紹介したような「生成AIは学習の上に成立するはずだから、写真の批評が上手なはずだ」と言う仮説(というかこの場合は確信)にたどり着き、自己の成長を加速できる要素となるのです。

あらゆる手間を削減できる、便利な時代だからこそ、我々には「余白」があるはずです。その余白を上手に活用し、知恵を使いこなすことが、どんなプロセスにおいても重要になってきていると、私は思います。

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