結果を残す

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私が、自らの趣味、取り組みの中でも重視することであり、マーケティングコンサルタントとして仕事にはいった際にお客様になるべく「早いタイミング」で勝ち得てもらおうとしていることに「結果を出すこと」と言うものがあります。それは、本当に「小さな成功体験」と呼べるようなものでも構わないのですが、人間と言うのはそれを1つでも得ると、そこを「糧」にして、踏みあがっていけるからこそ、私はこの「成功」をなるべく早期にでも取っていく事を「狙えるのならば狙う」ようにしています。

今回、サムネイルとは違いますが、SONYユーザー専用の写真投稿サイト「αCafé」で「本日の一枚」として選定された、以下の写真『スカイダンス:螺旋』。特段、大きな賞をとったり…と言う事では無いものの、写真愛好家が集うサイトにおいて、その中から「選んでもらえた」こと、そして、それが「まだ、写真歴1年未満の自分であること」というのは、何物にも代えがたいモチベーションの源泉となる事でしょう。

人は、何も「勝ち得ていない時」は、「こんな自分がそんな大それた……」などと思い、委縮してしまうものですが、とにもかくにもそういう状況を少しでも早いタイミングで「打開」するために必要なのは、失敗を恐れない勇気であり、あるいは無謀だ、素人だ、と言われようとも「恥をかくことを格好悪いとすら思わず、ただ、前に進む姿勢である」と、今日を振り返ってみて思います。

投稿をしなければ評価はされず、したがって受賞もせず、「何も起きようがなかった」事だけは間違いのない真実だからです。小さな賞でも構わない。人間と言うのはそういう物を少しずつ「自信=糧」にしながら、前に進める生き物だからです。

ビジネスにせよ、趣味にせよ、「失敗を恐れず挑戦し、小さなものでも良いから結果を出す」ことは、これまで投稿してきた、どのコラムのいわゆる「学び」とも種類の違う「成功した体験」をもたらします。「自分の満足する良い写真が撮れた」事も確かに重要ですが、「それが他人から認められた(証明された)」ことは、自身だけでは永遠に成し得ないことだからです。

結果を出す。しかもなるべく早期に出すことは、どんな体験よりも人を成長させます。フェーズを変えるような自信を、慢心にせず、コツコツと詰みあがることで、次のステップに進んでいく。そんな姿勢を、ビジネスでも、趣味でも、大事にしていきたいものです。

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