確信を持つ

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自身の撮影した「1枚」が、SONYの写真投稿サイト「αカフェ」で本日の一枚(CafesChoice)に採用されてから、写真撮影に関するモチベーションは当然のことながら、明らかに「変わった」と思う事があります。それは何かというと「これで良いのだ」という自信です。

私自身、マーケティングコンサルティングを行う中で、お客様に対して「コレだけは大切だ」と思っており、なるべく早期に「そうなるように」てがけている事があるのですが、それが何かというと「小さくても良いので成功体験を持ってもらうこと」です。人は、それがどんなに優れた理論であれ「自らの成功体験として認識する前」と「その後」では、モチベーションにも、取り組みにも、そして、その後の成長にも大きな「違い」が現れることを、私自身なんども目にしているためです。

それは「たった1つ」の小さなキャンペーンなどの成功でも良い。まだ、売上寄与のインパクトがさほど大きくないようなものでも、その「小さな成功」は、やがて「大きな成功」への足掛かりとなるからです。

と、まあ、ビジネス上におけるその「仕掛け」については、十分理解していた「つもり」だったのですが、まさか自らの身をもって「確信を持つ」ことの重要性を改めて理解することになるとは思っていませんでした。とにかく、被写体に向かい合う時の「心構え」や、自らの行っていることにたいする「自信」がこれまでとは全くフェーズが異なることに気が付いたためです。

結局、私自身、どんなに「写真が上達した」と自らが(過去と比較して)感じたり、実際に他人様から「上手い」と言われても、それはまだ「確信」を得ていなかった。もっと具体的に言葉にするならば「これで、間違っていない。正しい」という認識が無かった。

しかし、どんなに小さなものでも、写真愛好家が集う、競争率の高いハイアマチュア~プロのサイトで「選ばれた」となると、これはもう明確に「意味」が変わってくる。机上の空論でしかなかった理屈が、実働に足る成果を出した時のように、撮影技術、構図、手法、配色など、これまで「手探り」だったすべての事象にたいして「これで間違いない」という確信を得ることが(自分の中で、本当の意味で)できるようになるからです。

かくして、タイトルと言うのは「その人の人生を変える事がある」と思うことしきりなのですが、非常に早いタイミングでそれを「実感」出来たことは大きな励みになります。「こんな自分でも大丈夫なのだろうか」という迷いを払しょくし、「これで行こう」と誇りをもって挑戦をしていく、それこそが、この写真撮影が「第二フェーズ」に移った号砲(サイン)なのかもしれません。

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